多賀神社
祭神
配祀
多賀神社は近江の多賀大社の御分霊を勧請した古社で、創建年月は不明である。永和年間(1375〜78)に大内弘世が社殿を建立し、さらに大内義興が永正9年(1512)に重建した。永禄12年(1569)の大内輝弘の乱で社殿が焼失し、慶長15年(1610)に毛利輝元が再興した。
社殿はもと水の上にあったが、昭和24年、山口大神宮境内に遷座した。祭神が国生みの神であることから、延寿・安産の神として庶民に親しまれ、さらに縁結び、学業成就などの信仰を集めている。
安産石
多賀神社の拝殿脇に安置されている。
多賀神社は古来から延命をみちびかれる神様と称えられているが、この霊石は参拝者がこれを撫で拝して、延命長寿を祈り、病気平癒、安産延寿を祈願するならわしがある。